Activity

活動報告

2024年7月10日

2024.07.10

10日、鳥羽市で地元活動の後、東京へ。鳥羽市が昨年12月から実施している「医療MaaS」実証事業で活用する新車両のお披露目式典。鳥羽市では、昨年12月から、遠隔診療支援システムが搭載された「医療MaaS」車両を活用して、オンライン診療や患者移送を行い、患者の移動の不便を解消し、健康を守り、診療所の医師も少ないことからその負担の軽減も図る実証事業を鏡浦地区で行っています。これまではレンタルでの車両でしたが、鳥羽市独自で車両を導入し、更に本格的に本事業を実施することになったので、その車両のお披露目。

医療人材が不足しており、医師が複数の診療所を移動して対応する状況が続いていることから、そのため各診療所は診療時間が短くなっています。それらの課題を少しでも解決していくためにも、この車両が地区に出向いて、乗っている看護師の方が対応しながらオンラインで医師とつなぎ、患者の診療機会を増加させています。また、診療に使わない場合は、診療所への患者の移送や、医師や看護師の移動に活用しています。診療所の医師からも、地区の方々からも好評価でした。私も新車両で、診療のデモを体験させていただきました。これは財源の半分を、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用していますので、これからも我々もしっかり応援していきたいと思います。

企業へのご挨拶の中では、いつも大変お世話になっているホーペック様の鳥羽市にある工場にお邪魔しました。ホーペック社は、例えば、漁業用のかつおの一本釣りの竿のシェア100%であるなど、あらゆる分野のFRP製品での先進企業。とても勉強になりました。いろんな分野の多品種製品を依頼主のオーダーを聞き、試作できる日本でもこの分野では稀有な強みを有する企業。製造場面も多品種なので大変ですが、全て正社員である従業員の皆様がとても意欲的に頑張ってくださっています。 夕方は、東京で、ご縁をいただき、坐禅を初体験させていただきました。

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