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活動報告2023.08.23
23日、今月末の各省庁の来年度予算概算要求期限に向けて、各種会合や各省庁からの説明への対応。政務官として出席した金融調査会では、コロナ禍における「ゼロゼロ融資」の返済がピークを迎える中、宿泊業・飲食業・バス業界など厳しい状況が続く皆様からの資金繰りに関する要望を頂きました。9月末で期限を迎えるコロナ関連の資本性劣後ローンの取扱いはじめ、しっかり検討してまいります。
昼は、治水議員連盟。写真は同期の高見法務大臣政務官が撮ってくれました。鳥羽河内ダムはじめ、資材高や人件費高騰で、前年と同じ予算なら、結局やれる工事は減ってしまうことになり、そうなってしまっては地域住民の安全が遠のくことになるため、治水関連について、その観点を勘案し、しっかりとした予算確保が必要であることを主張しました。また、先日の台風7号での宮川への流木除去の国・地方の役割分担とそのための財源確保、台風の大型化・頻発化や線状降水帯などもあることから、東紀州地域へのポンプ車配備増加などを主張。
午後は、沖縄振興調査会に参加した後、水産総合調査会と海業勉強会。水産総合調査会では来年度予算に向けた水産関連の要求状況の報告。海の環境変化に合わせた対応や、漁港整備、養殖業の成長産業化などに向けた予算等を確認。全漁連坂本会長もお越しになられ、ALPS処理水に関する議論も行われました。
その後の海業勉強会では、地元三重県鳥羽市の「海島遊民クラブ」の江崎貴久さんからプレゼン。ブランド化した「答志島トロさわら」の取組や菅島の「島っ子ガイド」の取組などを紹介。漁村の取組の収益化に向けた提言もありました。写真にありますとおり、答志島トロさわらは、ブランド化前から価格が2.8倍になっています。一緒にプレゼンされた対馬市の方の取組の中で、合併により閉鎖した漁協支所の建物の活用や、食害魚の利活用の取組は大変勉強になりました。一緒に参加した山本さちこ参議院議員と江崎さんとパチリ。
日中は、全国交通信号工事技術普及協会の皆様が表敬訪問に来ていただきました。夜は、地元の市町長を中心に構成される「ふるさと振興協議会」の皆様と過疎対策の勉強と懇親会でした。