Activity

活動報告

「政務官 400日」を振り返って③

2023.09.18

「政務官400日を振り返って③」。9月15日に政務官を退任し、総括的な振り返りを投稿しています。今回は3回目。「国会運営」についてです。

政務官は、答弁の機会があるのはもちろん、国会における各委員会の進め方や方針を決める理事会に政府側として出席したり、与党の国会対策委員会等での法案説明を行ったりと、国会運営に深く関わらせていただきます。私の場合は、理事会出席など主に衆議院財務金融委員会の担当。内閣委員会も法案説明や理事会代理出席も。

今年の通常国会では、財務金融委員会で審議する、防衛財源の確保のための法案が、「与野党対決」となりました。一部野党から、衆議院財務金融委員長の解任決議、財務大臣の不信任案などが出され、審議日程が混乱しました。

その結果、他の法案に関する審議日程もずれ込むこととなり、金融庁提出の金融経済教育の推進や企業開示に関する法案について、「内閣への不信任案を出したのだから、政府が提出している法案は審議自体一切行わない」と一部野党が主張し、通常国会の残り日数もまだあったにも関わらず、法案の中身と関係ない事由により、審議していただく機会がなくなり、法案を成立させることができず、継続審査となってしまったという悔しい思いもしました。

政策が停滞しないよう、国会運営のあり方をどうしていくべきか、時代に合わせ改革・改善していく必要があると痛感し、今後更に精進していきたいと意を強くしたところです。

振り返りについては、今後不定期に投稿させていただきますが、いずれにしましても、この400日間では、本当に書ききれないほどのたくさんの経験をさせていただきました。ぜひとも今後に活かすことで、しっかり恩返ししていきたいと思います。

  • SHARE
  • facebook
  • LINE
  • X/旧Twitter