Activity
活動報告2023.09.18
18日、伊勢市で地元活動①。大臣直轄の陸上自衛隊航空学校や、新たな機体の導入や研究開発する際に活用される日本で唯一の飛行実験隊を擁する明野駐屯地を改めて視察。明野駐屯地の機能や装備ももちろんのこと、今後更に防衛力強化がなされていく中で、装備や運用を担うのは、まさしく「人」。自衛隊員が十分に活動でき、人材確保・育成できる環境整備が極めて重要であり、その活動拠点である駐屯地や学校施設の老朽化等を解消していくため、今後どのように対応していくか、など視察・意見交換行いました。中川正美県議、谷川県議も同行いただき、防衛省本省からも担当課長にお越しいただく。
明野駐屯地が陸上自衛隊における輸送等を担うヘリパイロット養成において極めて重要な拠点であることを改めて認識させていただくとともに、更谷学校長兼駐屯地指令のもと、士気高く、そして風通しの良い雰囲気で任務に従事されている様子も改めて認識させていただき、全体として大変有意義な視察でありましたし、「TH-480」のシミュレーター体験、「軍神」と呼ばれた加藤建夫陸軍少将率いる「加藤隼戦闘隊」の記念館見学もさせていただきまいた。
他方、限られた予算の中で、必要最小限の対応をしてきましたが、一部には、耐用年数を超えた格納庫や海沿い特有の塩害の影響により劣化した施設など、早急に整備しなければならないものも散見されました。また、部品サポートの終了してしまった通信設備等もあり、今後重要になってくる防衛産業のサプライチェーンの抜本的な改善を行っていかねばなりません。
その他、隊舎も一部には、機器故障や老朽化も見られ、また駐屯地内施設における女性トイレの更なる整備など、隊員の十分な活動環境という観点から、しっかり整備しなければならないものも見られました。そのような中でも、約800名の隊員の皆様や学生たちが士気高く任務に従事されていることに、本当に頭の下がる思いです。自衛隊員が、複雑化・深刻化する我が国安全保障環境の中で、我が国の平和と安全を守る任務に十分に力を発揮できるよう、日常の勤務環境整備や今後の人材確保にもつながる環境整備を行う必要性を今後の予算編成過程において、しっかりお伝えしていきたいと思います。
なお、ランチは、駐屯地食堂にて、カルボナーラとししゃもフライ。また、自衛隊関連で販売されるカレーで全国一にもなったこともある「松阪牛 牛すじカレー」も購入。