Activity
活動報告2023.10.02
23日、伊勢市と志摩市で地元活動。志摩市では、志摩市後援会女性部の皆様による「女性の集い」。会場いっぱいの212名の方にお越しいただきました。向井代表はじめ幹事・顧問の皆様のおかげです。冒頭の国政報告では、認知症対策、子供を性被害から守るための対策、介護職員の処遇改善などについてお話をさせていただき、25テーブルを回り、皆様からたくさんのお声を頂戴しました。この投稿だけで伝えるのが難しいのですが、本当に2時間があっという間の、笑顔満載の素晴らしい会合にしていただき、本当に元気をいただきました。ありがとうございました!橋爪市長、山本・中嶋亮県議にもお越しいただき、花を添えていただきました。
その直前は、中高生によるサーフィン体験とビーチクリーン活動でご挨拶。地元の素晴らしい場所で、サーフィンとともに地元のことを好きになってもらい、今後住み続けたり、一度大学などで地域外に出たとしても、ぜひUターンなどで戻ってきてもらう動機になればと思います。
伊勢市では、「第5回みその祭り」に出席。菓子まきもさせていただき、出展者の皆様とも交流。素晴らしい晴天のもと、笑顔はじけるイベントでした。
前日は、三重県南勢地区の特定郵便局長の皆様が議員会館事務所にお越しいただきました。行政サービスも担うようになっている郵便局もある中、そのための人員や財源確保のあり方も議論させていただきました。
25日、1週間のスタートは伊勢市での朝活から。街頭でのご挨拶では中川正美県議、中村いさお市議にご一緒いただきました。続いて、「喫茶ビアンカ」でのフレンチトーストのモーニング。フワッフワッで、まるでプリンを食べているかのような食感。月曜朝でしたので、snsで見つけた若い世代の観光客の皆様でお店がいっぱいでした。金子眼科様にもご挨拶。
午後は、東京で、同期の松本ひさし衆議院議員、石井拓衆議院議員とともに、南極や北極に関する研究を行う「国立極地研究所」を視察。この29日でちょうど創立50周年。世界の中でも最先端の南極の氷床の融け方に関するメカニズムや大気データに関する研究、南極大陸で収集された隕石のコレクション、科学館、この11月10日に出発する南極観測船「しらせ」の第65次隊の積み込む荷物がおさめられている倉庫等も視察。南極の氷を入れた水で、氷が溶ける時のピチピチとい音を聞いています。
海洋環境の変化や気象予測などに関する成果もあり、世界をリードする取組に大変感銘を受けました。他方、燃料代・資材費の価格高騰への予算が不足することにより研究へのしわ寄せを避けるために研究所の皆様が大変苦労されていること、研究資機材の老朽化への更新等の対応の遅れへの懸念など、課題もお聞きしました。
夢や可能性のたくさんある研究でしたし、今後も世界をリードする研究を思う存分行えるよう、しっかり支援していきたいと思います。
26日、午前中は、水産庁と観光庁への橋爪志摩市長の要望に同行。山本さちこ参議院議員とともに。ちょうど前日に岸田総理が経済対策の柱として、「防災・減災・国土強靭化」も掲げたタイミングと重なり、水産庁長官・漁港整備部長に対して、老朽化した漁港等の整備や磯焼けが著しい藻場の造成などへの予算充実を要望。
また、同じく、岸田総理は、「人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革」を経済対策の柱に掲げたことともあいまって、人口減少の中でも持続可能な観光地づくりを実現できるよう、人手不足対策、DX対策、インバウンド推進などのための新たな制度の創設等を要望。
夕方は、着任された、セドリック・スコット駐日バハマ大使がお越しになられました。クリーンエネルギー推進、スポーツ・文化などでの日本との交流を進めたい、と力強いお言葉。
27日、党文部科学部会に出席。政務官を退任した後、力を入れていく分野。今回は、いわゆる「GIGAスクール構想」に関し、児童生徒の1人1台端末の更新時期が、早いところで来年度に迎える自治体があることから、国策として推進する予算のあり方について議論し、緊急決議をまとめ、その後萩生田政調会長に手交しました。政務官も退任し、党の会合で発言できるようになりましたので、しっかり思いを述べました。
そもそも、GIGAスクール構想は、2019年からスタートした児童生徒への1人1台端末や学校内の高速大容量通信ネットワークを地域間格差なく整備することにより、児童生徒1人1人に個別最適化され、創造性を育める教育ICT環境を整備する構想です。国がしっかり関与し、予算も確保することで、自治体の財政力による地域間格差を無くさなければならず、地域間格差が生じた場合のしわ寄せは、子供達にいってしまいます。子供達にしわ寄せがいくようなことがあっては決してならない。
また、小中学校ではこのGIGAスクールの取組があり、大学・高専もがデジタル人材育成につながる学部転換や定員増加も行われますが、高校段階における情報教育の充実のための施策が弱いのが事実です。トイレ様式化やエアコンも同じですが、義務教育ではないということで、国の高校に対する財政支援は弱い傾向にあります。デジタル関連について、高校という大事な時期に支援を充実すべきことも述べ、特に、地方の高校では統合された後の学校の特徴としてICT教育を掲げているところもありますので、都市部ばかりでなく、地方の高校にもしっかり支援が届くようにという意見も述べました。
また、自治体の予算確保や、端末メーカーの半導体確保による計画的な製造のためにも、早期に予算の目途や見通しをつける必要があり、そのためには毎年度毎年度予算要求するのではなく、複数年度にわたり、計画的・安定的・継続的に端末更新や高校支援等を行っていけるような基金の創設を今回の経済対策も活用して行うことなども提言しています。
28日、衆院当選同期有志でNECセキュリティを訪問。中小企業等のサイバーセキュリティについて意見交換をしました。昼は、安倍派の定例総会。午後は、気象業務振興議員連盟に出席し、今年6月に伊勢市でも被害のあった線状降水帯の予測精度向上のための次期静止気象衛星整備をはじめとした観測・予測の強化、地震・火山の観測・監視体制の更新・強化、各地域の気象台による市町村等の自治体を支援する体制の強化、気象庁の人員確保などの予算確保に向けた緊急決議を行いました。夕方は、日本税理士政治連盟定期大会懇親会に参加をし、お世話になっている税理士の先生方と意見交換。
夜は、経産省職員時代からお世話になっている、イノベーションに関する権威でいらっしゃる米倉誠一郎一橋大学名誉教授が主催されている「CR-SIS(クリエイティブ・レスポンスーソーシャル・イノベーション・スクール)の第7期生卒業式で講演。その後、米倉先生と台湾出身の経営者の方とのパネルディスカッション。今後の地域における社会課題解決に関する気づきをたくさんいただきました。