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活動報告2023.10.23
14日、大移動の1日。朝、東京の議員宿舎を出発し、大阪で5年ぶりに開催された「関西三重県人の集い」へ。その後、千葉県成田で開催された当選同期の松本ひさし衆議院議員(防衛大臣政務官)の国政報告会へ。
台風やコロナで開催を中止してきた「関西三重県人の集い」が5年ぶりに、令和初で開催されました。関西在住の三重県出身の経済人の方々や、関西在住の方々による三重県の高校ごとの各同窓会、三重県に本社のある企業の関西の各支社の社員の方など、三重県にゆかりのある方々が集結。三重県からも、田村憲久先生ご夫妻や山本さちこ参議院議員など県選出国会議員、首長の皆様が参加。
阪神タイガースとオリックスバファローズのダブル優勝もあいまって、みなさん笑顔の素晴らしい会でした。奥様が三重県ご出身の盛山文部科学大臣からもビデオメッセージをいただきました。関西三重県人の集いの写真は、竹上松阪市長や山本さちこ参議院議員にご協力いただきました。
松本尚衆議院議員は、当選同期であり、派閥も一緒。政治信条が共通するので、とてもウマが合う、そして心から尊敬できる大事な同志。また、我が国のドクターヘリや救命救急の第一人者なので、私も知事を経験したことから、危機管理についても強い関心を持つ者同士。
この度防衛大臣政務官に就任され、熱気あふれる盛大な国政報告会。経済対策、憲法改正、安倍派や自民党の行く末などについて、ざっくばらんに対談させていただきました。
同期の地元に行くと、それぞれの後援会活動のやり方などを学ばせていただけて、とても有意義です。
15日、伊勢市と明和町の地元活動①。伊勢神宮に、その年に最初に収穫した稲穂「初穂」を奉納し、五穀豊穣に感謝する「神嘗祭」にちなんで、ご遷宮の諸行事の伝統や民俗行事を継承する目的ではじまった「初穂曳」に初参加。朝まで、恵みの雨、清めの雨がありましたが、開始時には日本晴れ。外宮に約700名の各町からの奉曳団が参加。「えんや、えんや」の掛け声が、清々しく響き渡る。
外宮に到着後、初穂を携え参拝。鈴木市長や伊勢神宮奉仕会の皆様と。約1時間半曳いていましたので、終わった後、車輪の振動がしばらく手に残り、ビリビリしていました。
いよいよ次回式年遷宮まであと10年となりましたので、改めてその準備に向けて、心を合わせる1日となりました。
15日、伊勢市と明和町の地元活動②。伊勢市で、障害の有無にかかわらず、みんなでスポーツを楽しむ「インクルーシブスポーツフェスタ」に山本さちこ参議院議員らと参加。車いすバスケットに初挑戦。無事に3発ゴールを決めました。その他ボッチャなど5種目の体験コーナーが設けられ、障害の有無に関わらず、みんなが楽しみ、笑顔があふれるイベントとなりました。皇學館大学の生徒たちがたくさんスタッフで頑張ってくれました。
ランチは「千代幸」で鰻。「千代幸」の名付け親は、あの伝説の横綱である故・千代の富士関。看板の字も千代の富士が書いたもの。ふっくらと、パリッとが共存する美味でした。
夕方は、三重県薬剤師連盟の皆様への国政報告会。日曜夕方の出にくい時間に多くの皆様にお集まりいただきました。私からは、薬価改定のあり方、医薬品安定供給のあり方、創薬力、いわゆる2024年問題を控えた医薬品卸の課題、デジタル化への対応、学校薬剤師、薬物乱用防止、などについてお話をさせていただき、薬剤師の先生方からも、咳止め・解熱・たん切りなどの薬の不足に対する現場の危機感をお聞きし、今後の対応についてしっかり取り組んでいかねばなりません。
伊勢市小俣町にて、街頭演説もさせていただきました。通行する車内からたくさんの方から手を振って激励いただきました。
明和町では、「こどもわいわいハロウィンパーティー」に世古口明和町長とお邪魔しました。急遽かぶりもの。世古口町長はファラオ。明和町のゆるキャラである「めい姫」も登場。たくさんの出店者の皆様と子供達で、とっても楽しい空間が形成されていました。
16日、東京にて面談や打ち合わせの続く1日。ランチを買いに、先日地元でお邪魔した伊勢市小俣町の「西養鰻」さんが鰻を納めている、東京・西新橋にある「本丸」(株式会社ての字)へ。全国から鰻を仕入れている中で、西養鰻の鰻は、餌の工夫もあり、脂が甘く、とても美味しいとの評価でした。
また、鰻養殖も「人柄」が出ると責任者の方がおっしゃっておられ、西養鰻の社長の温かい優しい真面目な人柄が出ている鰻だとおっしゃっていました。
ちなみに、このお店では、仕入れた鰻を、写真のように井戸水を使って2日間生かしておいて、川魚特有のくさみを徹底してとる工夫をしているそうです。
その後、事務所メンバーみんなでいただきましたが、ふっくらしていて、とっても美味しかったです。
17日①。今日も会議や面会が続く1日。党文部科学部会副部会長として司会。20日から開会予定の臨時国会に文科省から提出予定の法案審査と、先日発表のあったいじめや不登校に関する調査結果を踏まえた緊急パッケージに関する議論。
「活力ある地方を創る首長の会」の役員メンバーとともに、ライドシェア導入含め、切実な地域交通のあり方について、菅前総理と意見交換。先日退任された鈴木康友前浜松市長と3ショット。
夕方は、三重県建設業協会の皆様から、中長期的な道路整備戦略のあり方、来年からの時間外労働時間上限規制に伴う、特に民間工事における契約のあり方など、ご要望を受けました。
また、末松鈴鹿市長を先頭に鈴鹿亀山道路の整備に関するご要望もいただきました。
夜は、お世話になっている方々と「BLUENOTE TOKYO」を初体験。JAZZは全然詳しくないのですが、心地よい時間を過ごさせていただきました。
17日②。アジア最大級と言われる家電・ITの展示会「CEATEC2023」の視察に。経済産業省時代以来、何度も視察に来ていますが、毎回とても有意義な展示会で、これまではとにかく技術を全面にアピールというブースもありましたが、今回は、むしろ、その高い技術を、例えば、人手不足を省人化・自動化・遠隔化でどう克服していくか、省エネ・重要鉱物確保・持続可能性など、我が国が抱える社会課題解決のためにどう活かすか、グローバルにどう勝負するか、という視点が随所に出ており、今まで以上に素晴らしい展示会であったと感じました。
また、先日訪問した台湾の関連企業のブースも大きく出展されていましたし、ウクライナの企業の技術等を㏚するブースもありました。出展企業・団体は合計684社で、そのうちスタートアップや研究機関が153社、海外関係も195社出ており、そういう点でも進化を感じました。
やはり生成AIに関する技術もたくさんありましたが、日本語も含めた最先端のLLM(大規模言語モデル)のみならず、AI高速化のためのプロセッサーやリチウムイオン電池の長寿命化・省エネ化など、生成AIをより有効に機能させるために不可欠な技術も多数あり、大変勉強になりました。
慶応大学と大林組のブースでは、トンネル掘削工事を遠隔で行う際に触覚まで伝わる技術があり、従事するスタッフの安全性確保・負担軽減はもとより、作業のデータ化によりそれを自動化につなげることもできる、建設業の人手不足に対応する技術もあり、大変関心を持つことができました。その他分野でも、人手不足への対応のソリューションが数多くありました。その他も含め、デジタルを、どう社会課題解決につなげるか、という問題意識とソリューションが満載の展示会でした。
18日、秋季例大祭にあわせ、超党派議員連盟で靖國神社を参拝。国を、ふるさとを、家族を思いながらも戦禍に倒れ、尊い命を失われたご英霊に、尊崇の念を込めて改めて心から哀悼の誠を捧げました。本殿前で山口宮司を囲んで同志らと。
党関係の会合には、外交部会・国防部会に参加。イスラエルやガザ地区の状況を聴き取り、特に邦人退避や人道支援等について議論。浄化槽推進議連にも参加し、来年度予算に向けた決議を採択。
中部地方や東海地区の市町村長が集まる中部直轄河川治水懇談会や東海地区港湾協議会意見交換会に参加。防災・減災・国土強靭化に対する同じ思いで、予算確保に向けて心合わせ。全国漁港漁場大会では、全国から集まられた同志の皆様とともに、漁港整備の予算確保に向けて心合わせ。
上皇后さまが89歳のお誕生日を迎えられ、心からお祝い申し上げます。今後もご健康にお気をつけいただきながら、我々国民を温かくお見守りいただきますことと皇室の弥栄を祈念申し上げます。
19日、経済対策とりまとめや国会開会に向けて慌ただしくなってきました。朝一は、党「NTT法のあり方に関するプロジェクトチーム」に出席。議論詳細は控えますが、冒頭甘利座長がおっしゃったように、国内の公平性確保と国際的な競争環境の確保の両面から議論が交わされました。今後も積極的に取り組んでいきたいと思います。
その後、文部科学部会。副部会長として出席し、臨時国会に提出する国立大学法人法改正案の条文審査。写真は開会前の「ひな壇」の様子。
昼は、安倍派の幹事会と総会。今期から、当選期別の幹事を拝命しておりますので、円滑な運営に向けてしっかり貢献していきたいと思います。
20日、臨時国会が開会。天皇陛下のご臨席をあおぎ、衆参両院の議員が一堂に会し、開会式。この形式による開会式は、私達が当選してから初めて。改めて身の引き締まる思いを致しました。併せて、本会議場における新たな座席が決まりました。なんと一番前のど真ん中!議長や演台に立つ総理等の真ん前になります。一層緊張感を持って国会に臨んでいきたいと思います。テレビ等でご覧になられたら是非見つけてください(笑)。12月13日までの55日間、しっかり国会対応に臨んでまいります。