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活動報告

山口県下関市で開催された故安倍晋三先生県民葬儀に参列させていただきました

2022.10.15

15日、山口県下関市で開催された故安倍晋三先生県民葬儀に参列させていただきました。この日もやっぱり晴れました。スーパー晴れ男でいらっしゃる安倍元総理からの、県民葬儀に参列される方や警備をされる方など、関わる全ての方への優しさを感じました。県民葬儀につきましては、知事はじめ関係者の皆様の多大なご尽力により、しめやかでありながら、本当に心の温まるものでした。突然のご逝去からちょうど100日となり、悲しみは抱えつつも、とても穏やかな気持ちの中で、安倍元総理をお送りできる機会としていただいたと感じ、関係者のご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。

今回披露された生前の安倍元総理のお姿の映像で、地元のお祭りでしょうか、唐揚げか何かを口にされ、「おいしいー」とテンション高めに、満面の笑顔でおっしゃっているお姿を見て、温かい気持ちになりましたし、安倍元総理が、地元山口県を愛し、地元の皆様との絆も深かったのだと感じさせていただきました。

昭恵夫人が、最もお辛いお気持ちでありますのに、今回も参列者お一人お一人丁寧にご対応いただいており、本当に頭の下がる思いです。ご挨拶において、安倍元総理の67年を「豊かな人生」と表現されました。人生は多くの方々とのかかわりの中であるものですから、この表現は、安倍元総理のお傍におられた昭恵夫人からの、安倍元総理の人生に関わったすべての方への最大の感謝を込めていただいたお言葉と感じました。また、昭恵夫人のご挨拶で、2007年に1次政権を退陣後、2009年に民主党に政権交代する選挙で、安倍元総理がこれまでで最も高い得票をされたことで、「命を吹き込んでいただいた」とおっしゃいました。辛い状況でありながら、お支えいただき、再度のチャンスをいただいた地元の皆様への最大の感謝の気持ちだなあと感じ、安倍元総理もきっと心からそう思っておられたんだと、だからこその2次政権をはじめとした、命を賭してのお仕事ぶりだったのではないかと改めて感じました。他方、昭恵夫人がご挨拶で「この県民葬儀のあと、気が抜けてしまうのではないか」とおっしゃっておられ、少し心配ではありますが、みんなで寄り添いお支えしていかねばなりません。

昨年秋に当選した私達安倍派1期生は、安倍会長のもと最後の新人です。今回は、県民葬儀に参列させていただく機会に、先輩有志とともに、前日から入り、安倍元総理が地元に帰った際に寄られるゆかりのお店の訪問、長門市の安倍家のお墓参り(現在は故安倍晋太郎先生がお入りになられている)、安倍元総理の後援会の方々と交流などをさせていただきました。また、道中、安倍総理も山口県の観光PRの際におっしゃられ、開通時にテープカットもされ、CMやドラマのロケでも頻繁に使われ、トリップアドバイザー「日本の橋ランキング1位にもなった今や観光名所の「角島大橋」も訪問。この日もツーリングのライダーはじめ、たくさんの観光客がおみえでした。改めて安倍元総理を感じる機会とさせていただきました。

この度大変お世話になった後援会の皆様からは、総裁選の時に全国47の自民党都道府県連を訪問し、支援依頼に後援会で手分けして行ったこと、安倍元総理が他の候補者の応援で地元不在の時に昭恵夫人とともに戦った選挙時の苦労、昨年秋の衆院選では初日安倍元総理が地元入りしタスキをつけた安倍元総理と街宣車に乗った時の涙など、たくさんのエピソードを聞かせていただきました。

ものすごい大変さがあったと思うのですが、みなさんが「ただただ、晋三さんが好きだから」と口をそろえておっしゃっていました。1次政権退陣後、失意の中で地元をご挨拶回りされるときも、「憲法9条を守れ」という趣旨の他党のポスターが貼られている場所にも、安倍元総理が率先していき、頭をさげておられた姿を見て、「晋三さんに会った人は、晋三さんを嫌いになる人は本当にいない」と安倍元総理のお人柄を心の底から慕い、愛し、尊敬していた様子をお聞きし、安倍元総理の優しさや強さの源泉の一端を感じさせていただけたように感じました。私達もまだまだ足元にも到底及びませんが、我々も政治家としてもっともっと努力をしていかねばならないと固く誓い機会ともなりました。

100日も安倍元総理のお顔を見ないことは近年ありませんでしたから、「あ~、やっぱり、いらっしゃらないのだな」と感じつつある最近です。しかし、安倍元総理はいつも、「英敬さん、政治家は明るくないとダメだよね。」とおっしゃられましたから、今回の県民葬儀も一つの節目としながら、前を向いて、ご遺志を継いで、日本の国益と未来のために、日本人の皆様に明るい気持ちになっていただけるよう精進してまいります。

改めて、安らかにお眠りください。安倍総理、ありがとうございました。合掌。

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