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活動報告2022.10.17
10日、来年三重県志摩市で開催されることが決定したG7交通大臣会合の事前視察に、斎藤鉄夫国交大臣はじめ国交省幹部の方がお越しになり、一見知事、橋爪市長、中川康洋代議士とともに同行させていただきました。会場予定地は、2016年G7伊勢志摩サミットで各国首脳をおもてなしした志摩観光ホテル。当時の写真やエピソードを当時の支配人からご説明いただいたりしながら視察。私も時折、当時の知事として補足説明をさせていただきました。斎藤大臣には、素晴らしい場所に大変感銘を受けていただき、様々な可能性もある場所なので各国大臣等がこの地の魅力を感じていただけるような取組を考えていきたい、というご趣旨の心強いお言葉も賜りました。合間に、樋口宏江総料理長ともご挨拶。
昼食は、志摩市の「さとうみ庵」で海女さん達からのおもてなし。短時間であったにもかかわらず、斎藤大臣には完食していただきました!
ちょうど明日から全国旅行支援が始まるタイミングでしたし、大臣のご来訪は大変ありがたかったです。国、県、市がしっかり連携して、会合の成功はもとより、伊勢志摩地域、ひいては三重県全体の活性化の起爆剤となるよう、私も微力ながら頑張ってまいります。
〈こちらからご覧いただけます〉
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20221010_22327
10日、鳥羽市・志摩市にイベントや災害現場視察に。その前に、宇治山田駅で「ストリートピアノ」が!めちゃくちゃ迫力もあり、惹きつけられたので、お声がけしたら、10歳の「HARUNA」さんという少女。自分で編曲などするそうです。長男が同い年でありますし、6歳の長女がピアノを習っていることもあり、とても感心しました。素晴らしい!なお、ご本人はYouTubeでもお顔を出されていませんでしたので、写真も同様に対応させていただいています。
〈こちらからご覧いただけます〉
https://youtube.com/channel/UCz7hx6IYmSaUyykv0rcjoUg
鳥羽市では、鳥羽旅館組合の皆さんの「魚魚祭り(TOTO FES)」へ。鳥羽サイダーと、鈴鹿の酒蔵の人気日本酒「作」とコラボしたバスクチーズケーキをいただきました。ほとんど告知もしていないのに、若者たちを中心に3000人くらいお越しになったとのことで、ほとんどのものがすぐに完売したそうです。夜は、相差地区で、「相差未来委員会OMI」の皆さんによる、満月と新月の夜に限定したイベント「石神さん夜参り」へ。女性の願いをかなえることで有名な石神さん(神明神社)。「夜参り」限定の御朱印やお守りも。
災害現場視察では、伊勢志摩スカイラインの出口近くの介護施設の冠水現場に。施設で万が一のことが起こった場合も救急搬送も難しくなるような状況でした。相差地区では、中村鳥羽市長と野村県議とともに、大雨の度に冠水する箇所を町内会や消防団の皆さんと視察。いずれの箇所も、構造的に雨水を排水する経路や出口が、現在の激甚化した雨に対応できていない状況です。関係機関で連携して対応していきます。
志摩市では、橋爪市長と、23日の記録的短時間豪雨で冠水した鵜方地区の3か所を視察。テレビでもたくさん取り上げられた場所も。志摩市の市街地機能の中心地ですので、早急に対応する必要があります。こちらも鳥羽市同様、構造的に排水機能が現状に対応できていない状況です。既に県・市で対応してくれているところがありますが、連携して対応するとともに、工事完成までには期間がありますので、通行止め等のソフト対策を的確に行い、被害を起こさない対策もしっかり取っていく必要があります。
12日、在日オランダ大使館で開催された、日本とオランダのスタートアップ企業等のマッチングイベントに参加。開催前には、本プロジェクトや「Techleap.nl」というスタートアップを「つなぐ場」の特使である、コンスタンティン王子と懇談をさせていただきました。その後、イベント冒頭にて英語でのスピーチ。
他国の王室の方と公務で懇談させていただく機会は初めてで大変光栄でした。懇談の写真は最初の挨拶部分のみですが、王子は、スタートアップやイノベーションに大変造詣が深くていらっしゃり、情熱と専門性をもって取り組んでおられる様子をお聞きし、感銘を受けました。ベンチャーキャピタルの現状、大学の知的財産の活用、SBIR等の政府調達の課題など、両国の現状について突っ込んだ意見交換をさせていただきました。また、オランダは「フードバレー」などで、テクノロジーを活用した先進的な農業も行われているので、三重県などの先進的農業の次世代企業のことも紹介させていただきました。王子自らスタートアップの集まりなどにご参加されるそうです。
今回は、量子・ナノ分野を中心のマッチングイベントでしたが、近年オランダは、首都アムステルダムを中心に、ヨーロッパの中でも、急速にスタートアップ・エコシステムが発展していて、起業家などから高い評価を得て、グローバルに注目を集めている国ですので、ぜひ今後の連携・交流に微力ながら貢献していきたいと思います。
12日、ブライダル産業を応援する議員連盟の事務局長として、ブライダル産業は、装花、写真、服、食事、クリーニングなど様々な地域の業種に関係する裾野の広い産業です。コロナ禍から未だ回復していないブライダル産業を応援するため経済対策において予算確保のための議論。三原じゅんこ会長、片山さつき顧問とともに。
13日、金融庁担当政務官として、党財務金融部会・金融調査会に出席。コロナ禍での無利子無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が始まるピークが今後再度くる中、物価・資材・燃料高騰等により、まだまだ売上も上がっていない中、今回の経済対策で、事業者の実情に応じた支援を行うための政策を議論していただく。
夕方は、専門家の皆様に新型コロナ分科会において、コロナとインフルエンザの同時流行に備えて医療ひっ迫を起こさないための対策について議論。
14日、岸田総理出席のもと、スタートアップ育成5か年計画策定に向けた有識者会議の初会合。年末までに策定なので、急ピッチの作業になります。日本やそれぞれを元気にしたり、社会課題解決の主役にスタートアップがなり、若い世代の皆さんが希望を持ってチャレンジできるよう、しっかり議論していきたいと思います。
15日、山口県下関市で開催された故安倍晋三先生県民葬儀に参列させていただきました。この日もやっぱり晴れました。スーパー晴れ男でいらっしゃる安倍元総理からの、県民葬儀に参列される方や警備をされる方など、関わる全ての方への優しさを感じました。県民葬儀につきましては、知事はじめ関係者の皆様の多大なご尽力により、しめやかでありながら、本当に心の温まるものでした。突然のご逝去からちょうど100日となり、悲しみは抱えつつも、とても穏やかな気持ちの中で、安倍元総理をお送りできる機会としていただいたと感じ、関係者のご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。
今回披露された生前の安倍元総理のお姿の映像で、地元のお祭りでしょうか、唐揚げか何かを口にされ、「おいしいー」とテンション高めに、満面の笑顔でおっしゃっているお姿を見て、温かい気持ちになりましたし、安倍元総理が、地元山口県を愛し、地元の皆様との絆も深かったのだと感じさせていただきました。
昭恵夫人が、最もお辛いお気持ちでありますのに、今回も参列者お一人お一人丁寧にご対応いただいており、本当に頭の下がる思いです。ご挨拶において、安倍元総理の67年を「豊かな人生」と表現されました。人生は多くの方々とのかかわりの中であるものですから、この表現は、安倍元総理のお傍におられた昭恵夫人からの、安倍元総理の人生に関わったすべての方への最大の感謝を込めていただいたお言葉と感じました。また、昭恵夫人のご挨拶で、2007年に1次政権を退陣後、2009年に民主党に政権交代する選挙で、安倍元総理がこれまでで最も高い得票をされたことで、「命を吹き込んでいただいた」とおっしゃいました。辛い状況でありながら、お支えいただき、再度のチャンスをいただいた地元の皆様への最大の感謝の気持ちだなあと感じ、安倍元総理もきっと心からそう思っておられたんだと、だからこその2次政権をはじめとした、命を賭してのお仕事ぶりだったのではないかと改めて感じました。他方、昭恵夫人がご挨拶で「この県民葬儀のあと、気が抜けてしまうのではないか」とおっしゃっておられ、少し心配ではありますが、みんなで寄り添いお支えしていかねばなりません。
昨年秋に当選した私達安倍派1期生は、安倍会長のもと最後の新人です。今回は、県民葬儀に参列させていただく機会に、先輩有志とともに、前日から入り、安倍元総理が地元に帰った際に寄られるゆかりのお店の訪問、長門市の安倍家のお墓参り(現在は故安倍晋太郎先生がお入りになられている)、安倍元総理の後援会の方々と交流などをさせていただきました。また、道中、安倍総理も山口県の観光PRの際におっしゃられ、開通時にテープカットもされ、CMやドラマのロケでも頻繁に使われ、トリップアドバイザー「日本の橋ランキング1位にもなった今や観光名所の「角島大橋」も訪問。この日もツーリングのライダーはじめ、たくさんの観光客がおみえでした。改めて安倍元総理を感じる機会とさせていただきました。
この度大変お世話になった後援会の皆様からは、総裁選の時に全国47の自民党都道府県連を訪問し、支援依頼に後援会で手分けして行ったこと、安倍元総理が他の候補者の応援で地元不在の時に昭恵夫人とともに戦った選挙時の苦労、昨年秋の衆院選では初日安倍元総理が地元入りしタスキをつけた安倍元総理と街宣車に乗った時の涙など、たくさんのエピソードを聞かせていただきました。
ものすごい大変さがあったと思うのですが、みなさんが「ただただ、晋三さんが好きだから」と口をそろえておっしゃっていました。1次政権退陣後、失意の中で地元をご挨拶回りされるときも、「憲法9条を守れ」という趣旨の他党のポスターが貼られている場所にも、安倍元総理が率先していき、頭をさげておられた姿を見て、「晋三さんに会った人は、晋三さんを嫌いになる人は本当にいない」と安倍元総理のお人柄を心の底から慕い、愛し、尊敬していた様子をお聞きし、安倍元総理の優しさや強さの源泉の一端を感じさせていただけたように感じました。私達もまだまだ足元にも到底及びませんが、我々も政治家としてもっともっと努力をしていかねばならないと固く誓い機会ともなりました。
100日も安倍元総理のお顔を見ないことは近年ありませんでしたから、「あ~、やっぱり、いらっしゃらないのだな」と感じつつある最近です。しかし、安倍元総理はいつも、「英敬さん、政治家は明るくないとダメだよね。」とおっしゃられましたから、今回の県民葬儀も一つの節目としながら、前を向いて、ご遺志を継いで、日本の国益と未来のために、日本人の皆様に明るい気持ちになっていただけるよう精進してまいります。
改めて、安らかにお眠りください。安倍総理、ありがとうございました。合掌。
16日、紀北町での街頭活動と鳥羽市でのカキ養殖の新たな挑戦の視察。紀北町では、東県議、奥村町議とともに街頭で、物価高、防災・減災、水産振興、年金財政の安定等について演説。ランチは、喫茶「yaya」にてジャンボチキンカツ定食!めちゃボリューム&デミグラスソースが最高の一品。チキンも柔らかくジューシーでした。
鳥羽市では、山本さちこ参議院議員、野村県議とともに自民党鳥羽市支部報告会。その後は、カキ養殖の県内最大産地である浦村に。この7月にカキ業者12者が集まり設立された「浦村シーファーム」の取組を視察。
生産性向上、一括調達等によるコストダウン、労働者の負担大幅軽減を同時達成する仕組み。247台のカキ養殖筏を有し、これまで個々の業者で保有していた水揚げ作業用漁船を2隻に集約して燃料代をコストダウン。養殖用のロープや筏を組む材木なども一括購入しコストダウン。これまで最も労力がかかっていた成育したカキをばらして洗浄する作業をできる機械を共同購入し、生産性が1.5倍に。衛生面や力作業という観点からも大幅削減。各者が夫婦でやっていた作業を共同で行い、負担軽減と生産性向上で若者の入職を可能とする。
更に、この会社で、養殖ワカメを活用した「ブルーカーボン」のオフセット事業を検討しており、これが実現すれば、日本初になります。近年、海洋環境の変化によるカキのへい死、コロナでの需要減、燃料高、後継者不足、トンガ沖地震による津波被害など、「五重苦」がある中、漁村を守り、持続可能なカキ養殖を実現するため、新たな挑戦が始まりました。しっかり応援し、地域の水産業に希望の灯りをともしたいと思います。