Activity
活動報告2022.05.16
16日、要請シリーズ①。岸田総理に1日に2回要請させていただく機会を得ました。1つ目は「出産費用等の負担軽減を進める議員連盟」(小渕優子会長)。出産費用は年々数千円の上昇傾向にあり、全国平均で51万円。個室料等を除いた入院料等の基礎的な費用だけでも全国平均で46万円。他方、現行の支援策としての健康保険者からの「出産育児一時金」は本人に対し、40.8万円となり、数十万円の持ち出しになることもあり、負担が大きいとの声があります。そこで、妊娠・出産に関する経済的負担を軽減するため、最低でも、基礎的な費用上昇に見合う水準(40万円台半ば)まで支援を引き上げるべき等の提言を岸田総理に提出しました。実は、岸田総理ご自身がこの議連の会長もされていましたので、極めて真摯に受け止めていただき、力強いお言葉も賜りました。2つ目は、バイオサイエンス議連(古川俊治会長、西村康稔会長代行)。微生物等を活用した合成生物学では、例えば、CO2を食べる微生物から作ったブラスチックは海などに放出されても分解されるなど、今後の我が国の脱炭素・環境保全の武器となりうる技術が我が国にはたくさんあります。また、スタートアップ企業も多く、日本経済の未来を拓く種がたくさんあります。他方、アメリカや中国などは、この分野にどんどん投資をし、競争力をつけていますが、我が国の投資はまだまだ桁が小さい状態です。この分野は、社会課題解決と経済成長の両立を果たせる典型的分野の一つです。官民連携して大胆な投資を行い、バイオものづくり革命を行っていく提言でした。岸田総理は、過去にライフサイエンス議連の事務局長をされており、この分野へ期待感が高まっていることや先日の神戸のご視察も踏まえ、大変心強いお言葉をいただきました。少しずつではありますが、自分が携わらせていただいた仕事をカタチにしていけるよう、実行していけるよう、これからも汗をかいていきたいと思います。小渕会長の後ろにいるシーンが多めのニュース。https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/46473