Activity
活動報告2022.08.15
7,8日、佐賀県へ。海苔生産全国1位の佐賀県。有明海の海苔生産の状況をお聞きしました。知事の先輩である地元選出の古川康代議士もお越しいただきました。三重県同様、色落ちが近年厳しく、栄養塩の少なさ、河川により流量が不足していることなどにより、ノリ生産者の経営が大変厳しく、今にも廃業する生産者が出かねない状況で、三重県と大変共通点が多くありました。併せて、二枚貝も厳しい状況にあるという同様の傾向がありました。改めて強い危機感のもと、全国の海苔生産県選出国会議員の皆様と相談して、支援強化に向けた取組を進めていきたいと思います。
佐賀城本丸歴史博物館では、10代佐賀藩主の鍋島直正の偉業をお聞きしました。海外との玄関口である長崎の警備を任されており、常に国防を念頭に藩政を運営されており、日本初の鉄製大砲を製造するとともに、他方、前の藩主からの負の遺産を引き継ぎながら、財政改革、本丸再建、産業振興、教育改革、当時不治の病と言われた天然痘の根絶などに取り組みました。北海道開拓長官も務め、中心都市を札幌に決めるなどもされたそうです。リーダーのあり方など様々勉強になりました。
「九州のお伊勢さん」と言われる伊勢神社にも。九州で唯一、伊勢神宮からの分霊が許された神社とのことで、住所も「伊勢町」でした。
また、経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されている志田焼の里、6次産業化で大成功している農家、DX・スタートアップ支援の取組など、大変有意義な視察で、今後の国政に活かせるヒントがたくさんありました。初日懇親会には、岩田和親代議士や村上嬉野市長もお越しいただきました。受け入れてくださった皆様に感謝感謝です。
11日、子ども達と一緒に今年4月に亡くなった父の墓参り。その後、長男が「城好き」なので姫路城へ。知事時代や過去にプライベートでも行ったことがありましたが、改めて雄大さと美しさに感動しました。また、一時期姫路城を治めていた本多忠正が、初代桑名藩主で桑名では知らない人がいない本多忠勝の息子であることも改めて知り、三重県とのつながりで一層親近感がわきました。12日は東京で少し公務がありますが、夏休み、子ども達との時間も有意義に過ごしたいと思います。
12日、第2次岸田改造内閣において内閣府大臣政務官を拝命致しました。国会議員になって約9か月の1期生でありながら、チャンスをいただいた全ての皆様に心から感謝申し上げます。この場に立つことができるのは地元の皆様の日頃からのご支援のおかげです。重ねて感謝申し上げます。た~くさんの方からお祝いのお言葉等をいただきましたが、これから少しずつ返信してまいります。ご容赦ください。
私の担当の主なもの(めちゃくちゃたくさん)は、喫緊の課題である物価高騰等への対策含めた経済対策をはじめとした「経済再生」、今後の感染症法上の位置づけや危機管理体制充実を検討する「新型コロナ・健康危機管理」、岸田政権の政策の柱である「新しい資本主義」、ずっと取り組んできた「スタートアップ支援」、「人への投資」を含めた「全世代社会保障」など。併せて、金融庁も担当致します。
今回の岸田改造内閣発足時にとりまとめられた「内閣総理大臣談話」や「基本方針」に示されている重要課題の最優先事項の多くを担当させていいただきます。微力で浅学菲才の私ですが、国民の皆様への影響も大きい政策ばかりですので、たくさんの皆様にお力添えをいただきながら、明るく、前向きに、全力を尽くしてまいりたいと思います。
4月に実父、5月に義父が亡くなり、初盆を迎え良い報告ができたかなと思います。また、7月に凶弾に倒れた安倍元総理へも良い報告ができたのではないかと考えております。
早速、週明け15日(月)朝から、岸田総理出席のもと、物価・賃金・生活総合対策本部へ参加し、初仕事がスタートします。以上、長文となってしまいましたが、改めて今日の任命を契機に、日本の国益と未来のため、全力を尽くしてまいります。皆様からのなお一層のご指導ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。