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活動報告2023.01.16
10日から3日間、大臣の海外出張に伴う「在京代理」。10日は、日本資金決済業協会の賀詞交歓会に。いわゆる「〇〇pay」など様々な決済サービスを展開する事業者の団体です。
コロナで生活様式も大きく変わり、それともあいまって非接触決済サービスも加速度的に進展し、様々な決済手段を用いるのは日常生活で当たり前となりました。まさに国民生活のインフラとして益々役割が大きくなります。
これらの業界は、DXやキャッシュレスの進展に伴い、更なる新たなサービス展開や利便性向上の国民の皆様からの期待も高いことも踏まえ、金融庁としても、昨年は様々な制度整備を行いましたが、利用者保護とシステムの安定性の確保と、新たなイノベーションの両立が図れられるよう、事業者の皆様とも連携して、取組を一層強化していきたいと思います。
その他、今日が議員会館に新年初で入りましたので、いただいた年賀や資料や献本の整理などを行いました。
11日、認知症の中で最も多い「アルツハイマー病」の治療に光明となりうる新薬「レカネマブ」が米国で迅速承認され、現在話題沸騰中の製薬大手エーザイの岡田代表執行役COOに年始のご挨拶。新薬の特性や認知症対策の今後のあり方などについて意見交換させていただきました。
午後は、党の政調の正式組織として新たなに発足した「佐渡島の金山世界遺産登録実現PT」に出席。2月1日にユネスコへの推薦書正式版の提出期限を迎えることから、現状や今後の進め方等について関係省庁から報告を受けました。登録実現に向けて重要な時期を迎えますので、然るべき時期における議員外交も含め、我が国が一丸となって取り組んでいくことも確認。
金融庁では、永年勤続表彰式に出席し、大臣代理で30年勤続者への表彰状授与と祝辞。他、20年勤続者は金融庁長官から表彰。思い返せば、私も経済産業省に勤め続けていたら、今年は25年の節目になるなあと感じ、お祝いの同期会でもやろうかなあと、ふと思った次第です。
12日、金融庁担当大臣政務官として、日本公認会計士協会、日本暗号資産取引業協会の賀詞交歓会に出席・挨拶。午前は、地元CBCラジオの「国会ふるさと便」の取材も。オンエアは1月21日(土)になります。現在の大臣政務官の仕事や三重県の観光再生、地元の話題などについてお話させていただきました。
また、少子化で子供の人口は減少しているものの、様々な課題の対応で教員需要の増加の一方、教員免許保有者が減少するなど、教員不足問題が生じていることに鑑み、何より子供たちのために、それらを解決するためにどんなことができるか、日本大学の末富教授らが提案にお越しいただき、意見交換させていただきました。
今日から大学入学共通テスト、受験生のみなさん頑張ってくださいね。リラックスして臨み、これまで努力してきたことが発揮されることを祈念します。僕がセンター試験を受けたのがちょうど30年前になりますな。
13日、伊勢市でご挨拶回り。物価高や原材料費の高騰等の影響を聞き取り、今年から執行が始まっていく経済対策等についてご説明や意見交換。
電気代の高騰(6割、7割高くなっているという声も)、10月のインボイス導入に向けた準備の大変さ、小規模事業者における価格転嫁がなかなか難しい状況、10日から始まった全国旅行支援の手続の煩雑さ、コロナ対策の今後のあり方、中国のコロナ対策による影響など現場の状況をたくさんお聞きしました。
たくさんの課題もお聞きした一方で、伊勢志摩コンベンションで昨年末に行った「伊勢志摩ジャンボ」というスクラッチ形式のクーポンは、大好評で良い実績を残せたうえ、多くの方にLINEを活用してアンケートに回答していただいたので、今後の観光㏚などに活用できるデータも収集できたことなど、明るい話題もお聞きしました。
防衛力の抜本強化や少子化対策とその財源のあり方についても多数ご意見をいただきましたので、それら含めて、今後の議論や改善にしっかり反映していけるよう取り組んでいきます。
14日、御浜町を通る初めての高速道路となる「紀宝熊野道路」の中心杭打ち式に、公明党中川康洋代議士らとともに出席。12年前の紀伊半島大水害で悔しいことに死者も出た御浜町。幹線道路である国道42号線の大半が津波浸水区域にあり、また基幹病院である紀南病院もある中、「命の道」の整備が急務です。
沿線である近畿自動車道紀勢線の整備により、東紀州にある3つの高校の地元就職者数が10倍以上に増えたり、移住者が11倍になるなど、人口減少が進む地域の「希望の光」となる道です。1日も早い供用開始に向けて、関係者の皆さんと一丸となって取り組んでまいります。
日中は、熊野市・御浜町のご挨拶回り。御浜町建設業組合の皆様との意見交換では、物価・資材・電気代・人件費の高騰の中、公共事業における設計単価改正の迅速化、書類の簡素化など現場に即した意見を多数いただきました。
三重県の生乳製造の約半分を担う御浜ファームにお邪魔し、飼料・電気代の高騰への支援の継続の必要性とともに、飼料を国産に変えようとしても、物流費高騰に伴う経費上昇についてもご指摘いただきました。御浜町の特産である柑橘類のジュース等で使用した残り滓をを飼料に投入するなどの工夫をされている地産地消の仕組みについてもご紹介いただきました。また、県内学校給食に約7割供給していることから、そのためのプラントの老朽化対策等についても御意見をいただきました。
夜は、熊野市・御浜町・紀宝町の後援会合同で「新春の集い」を開催。会場の都合で人数制限もある中、山本さちこ参議院議員、谷川孝栄県議、各市町町長の来賓を含め約150名の方々にお集まりいただきました。
15日、南伊勢町を通る国道260号線「東宮橋」の完成式に出席。晴天に恵まれ、春のような陽気、そしてとっても明るい上村町長のキャラもあって、爆笑も飛び出る良い雰囲気の式典になりました。三重県南部でお祝い事に伝統的に行われる「餅まき」も山本さちこ参議院議員、中川康洋衆議院議員、知事・近隣市町長の皆さんと参加。
国道260号線は、南伊勢町のまさに「背骨」である基幹道路。この道路の強靭化や安全性確保は生命線。命の道、経済の道、子供たちの学びの道。昭和35年につくられた道で老朽化しており、大規模災害時に備え知事時代に工事着手した思い入れのある道路。整備費の財源は国の交付金ですので、残りの工区の早期整備のため、しっかり財源確保に向けて取り組んでまいります。
午後は、改めて発足していただいた南伊勢町後援会の「新春の集い」を兼ねた発足式。旧南島町と旧南勢町の2つの会場に分けて開催し、約250名の方にご参加いただき、統一選に向けて地元の村林聡県議、山本さちこ参議院議員、上村町長、多くの南伊勢町議にもご参加いただきました。地元の主産業である水産業の振興、防災・減災・国土強靭化、防衛力の抜本強化、1票の格差と憲法改正、マイナンバーカードに関する政策、今後のコロナ対策などをお話させていただきました。
夜は、私の選挙区の多気郡の歯科医師の皆様も所属する松阪地区歯科医師会の新年会。国民皆歯科検診に向けた検討状況、知事時代に取り組んだフッ化物洗口の更なる促進などについてお話をさせていただきました。
阪神淡路大震災でお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表します。28年の歳月、悲しい思いを胸に今日まで生きてこられたご家族の皆様にも心からお悔やみ申し上げます。
16日、伊勢市内の企業への挨拶回りのあと、東京へ。東京・日本橋にある三重県の営業拠点「三重テラス」で、地元明野高校の生徒達による「明高フェア」へ。明野高校が生産する「あかりのぽーく」を活用した肉味噌「やん」を、彼らが生産したお米「結びの神」とともにいただく。
彼らは、「あかりのぽーく」の生産にあたり、酒粕など食品系企業のこれまでは廃棄していた資源を利用して代替飼料として有効利用を行った結果、それらを餌にした豚は、そうでない豚と比較して、体重の増量、肥育日数が12日短縮、飼料費用の大幅削減、摂取することで悪玉コレステロールの減少や血圧下げの効果がある不飽和脂肪酸の増加、うまみ成分であるオレイン酸の増加、ロース芯面積の増加などにつながったとの研究成果も発表してくれました。企業とのコラボ商品をどんどん生み出し、地域活性化にも貢献してくれています。これからも彼らのチャレンジをしっかり応援していきます!
夕方は、経済財政諮問会議に出席。今後のマクロ経済政策のあり方を議論。写真はありませんが、日本林業経営者協会懇親会にも出席させていただきました。