Activity

活動報告

2023年5月31日~6月6日

2023.06.12

31日、リニア中央新幹線建設促進期成同盟会とそれを応援する自民党特命委員会に出席

31日、志摩市長・鳥羽市長・伊勢市長・南伊勢町長が伊勢志摩連絡道路の要望に来ていただきました。吉岡技監はじめ国交省への要望も同行。防災、医療、観光で重要な道路です。道路はつながってこそ効果を発揮する。地元の熱い思いを届けました。

リニア中央新幹線建設促進期成同盟会とそれを応援する自民党特命委員会に出席。石原まさたか代議士、川崎秀人代議士、山本さちこ参議院議員も一緒に。また、大変お忙しい中、愛知・岐阜・山梨・長野・三重・静岡の知事が勢揃いしていただきました。三重県内は亀山市に駅ができることになりますが、三重県南部も含めて県内全体へ効果を波及させる戦略が必要です。みんなで力を合わせて実現してまいりましょう!

朝一は、有志での観光に関する勉強会で司会をつとめさせていただきました。

1日、浮体式洋上風力発電等を進める「国産再エネに関する次世代型技術の社会実装加速化議連」の事務局次長として西村環境大臣に要望

現在、三重県南部に線状降水帯が発生しており、伊勢市・鳥羽市・玉城町・大紀町・志摩市・度会町・南伊勢町には土砂災害警戒情報が、三重県南部各地に大雨警報、五十鈴川が氾濫危険水位に達しており避難指示が一部に出ているなど、降り続く大雨の影響が出ています。土砂災害や河川の氾濫に十分警戒をし、増水している河川などに近づかず、土砂災害が発生しやすい地区の方は早めの避難を心掛けるなど、命を守る行動をお願いします。引き続き市町から発表される情報に十分注意してください。

1日、浮体式洋上風力発電等を進める「国産再エネに関する次世代型技術の社会実装加速化議連」の事務局次長として、西村環境大臣に要望。これらの分野への大胆な設備投資支援はもとより、将来の廃棄物処理や重要鉱物のリサイクルに関する制度設計も同時並行で検討することを私から説明させていただきました。

夕方は、少子化対策・こども政策について、岸田総理のもとで議論する「こども未来戦略会議」に出席し、「こども未来戦略方針案」について議論。方針に記載された施策を実行することで、我が国のこども・子育て関係予算は、こども一人当たりの家族関係支出でみて、OECDトップ水準のスウェーデンに達する水準になります。国民の皆様に実質的な追加負担を求めることなく財源を確保していくため、更なる議論を年末までにかけて行っていきます。

本日も、2022年の合計特殊出生率が2005年に並んで過去最低となる1.26となりましたし、若年人口が急激に減少する2030年代に入るまでが、少子化トレンドを反転させるために、ラストチャンスともいえる重要な時期です。きめ細かく、しかしスピードをもって、国民の皆様とともに全力をあげていかねばなりません。

午後は、党法務部会に出席。私が以前も衆議院法務委員会で答弁した、会社登記における経営者の住所開示について、経団連、日本商工会議所、日弁連からヒアリング。

現在、経営者の住所が番地まで公開されていることにより、例えば、小さなお子さんがいらっしゃるスタートアップ経営者などからは子供が事件などに巻き込まれるのではないかとの強い懸念や、ストーカー被害などの懸念の声があがっています。現在はオンラインで閲覧するシステムも整備されてきたことから、今後は今までよりも情報が拡散される可能性もあります。他方、経営者住所は訴状送達などに必要なケースもあります。

ヒアリングでは、①プライバシー保護の観点からやはり住所開示には一定の制約が必要、②消費者救済に関わる弁護士など必要とする人が必要な時に迅速に確認できる方法も必要、③デジタルとアナログは整合的に、との意見が太宗でした。私としても、見直しに前向きに取り組んでいく旨答弁してきましたし、関係省庁に働きかけてきましたので、前進していく方向でまとめていけると確認することができました。年内に見直しの結論を出していくことになりますので、これからもしっかり取り組んでいきたいと思います。

2日、衆議院財務金融委員会において、金融商品取引法等の改正案に関する鈴木金融担当大臣からの趣旨説明等に陪席

昨夜の線状降水帯等による大雨により、伊勢市にてお怪我をされた方に心からお見舞い申し上げますとともに、床上・床下浸水はじめ被害に遭われた方々にも心からお見舞い申し上げます。

3日午前中は新幹線が運転見合わせのため、三重県に戻れるのは夜になってしまいますが、昨夜・今朝から15市町の首長の方々と連絡を取り合い、情報収集をさせていただいています。また、多くの住民の方からも、画像や動画をいただいています。

現在調査中の部分が多いですが、伊勢市のおはらい町などの浸水、鳥羽市における法面崩落や港への大量の漂着ゴミなどをお聞きし、明日現場にお邪魔し、今後の復旧策等を意見交換してまいります。

また、被害はなかったものの、排水等に課題がある地域や箇所、度重なる冠水箇所などがあり、不安な思いをされた方も多くいらっしゃいますので、改善策についても関係者と意見交換したいと思います。

ある首長は、「干潮と重なったので、不幸中の幸いだった」ともおっしゃっていました。今後の防災・減災・国土強靭化に向けて全力をあげてまいります。

2日は、事務局次長をつとめます「教育立国推進協議会」で民間の皆様とともに岸田総理に「教育の無償化に向けた提言」をお持ちしました。

午前中は、衆議院財務金融委員会において、金融商品取引法等の改正案に関する鈴木金融担当大臣からの趣旨説明等に陪席。

昼は、党水産加工振興専門部会・水産物流振興専門部会の合同役員会に、山本さちこ参議院議員とともに出席。シーフードカレーを食べながら意見交換。

夕方は、森林整備・治水事業促進議連に参加し、治山・林道整備等の林業振興や災害に強い森林づくりのための林野公共事業予算獲得に向けた決議。そのまま、自民党薬剤師問題議員懇談会に。

この日、東京株式市場で日経平均株価の終値が3万1524円22銭をつけ、バブル期以来33年ぶりの高値を更新しましたので、金融庁政務官室にあるパネルを撮影。

4日、三重県南部で発生した線状降水帯による大雨に伴う被害現場視察のため伊勢市と鳥羽市へ

4日、2日前に三重県南部で発生した線状降水帯による大雨に伴う被害現場視察のため、伊勢市と鳥羽市へ。大変お忙しい中、鈴木伊勢市長、中村鳥羽市長もご同行いただきました。山本さちこ参議院議員、中川県議、中嶋県連幹事長や谷川政調会長、地元市議の仲間の皆様もご一緒いただきました。

今回の被害に対して、復旧はもちろんのこと、通学路沿いの法面等の緊急対策、都市部における最新の降雨状況を踏まえて容量を増大した排水対策など、国、県、市で連携して取り組んでまいります。

鳥羽市では答志島に。今回、鳥羽市は24時間雨量で491mmと過去最多。

桃取地区の今回県下最大と見込まれる土砂崩落の現場にも行きました。地元建設業の方の昼夜を徹した作業のおかげで、あと少しで片側通行可能な状態に。しかし、今回このように迅速に作業ができた要因は、たまたま他の事業の関係で大規模重機が答志島にあったこと。台風なら事前に重機を離島に動かすこともできたと思いますが、線状降水帯のような短時間で急激に局所的に大雨となる場合の備えをどうするかという課題が明らかとなりました。

別の個所では通学路や住民が徒歩で最もよく使う道などでの小規模崩落もありましたので、まだ6月ですから、今後の出水期に向けて、早急な対策が必要です。

桃取地区の奈佐の浜には、以前から、流木など伊勢湾の海岸漂着ゴミの3分の1が流れ着くと言われます。今回もその場を視察。定期船の桟橋にも膨大な流木が流れ込んでいましたが、写真のようにオイルフェンスで流れ出さないようにとめていました。これらは地元漁業者の皆様の多大なご労苦により行われています。しかし、答志島にはオイルフェンスが11本しかなく、今回全部使いきっているとのこと。更なる大規模な豪雨の場合に不足する可能性がありますので追加配備する必要があると思います。

伊勢市も24時間雨量が324mmと過去2番目。まず内宮前のおはらい町へ。地元の皆様の早急な復旧作業のおかげで、視察当日は日曜日でしたが、多くの観光客の皆様が安心して通常通り楽しんでいただける環境が整っていました。テレビなどでは五十鈴川の様子がよく出ていましたが、今回のおはらい町の一部冠水は山からの水。排水対策を更に強化していく検討していく必要があります。観光客の皆様にも排水を阻害するようなポイ捨てなどをしないご協力などもいただきたいと思います。

その後、高柳商店街、しんみち商店街にも。高低差など地形の問題もありますが、高柳商店街での下水・排水事業では、雨水の浸透性の高いタイルを使うなども行われており、こういう資材を利用するインセンティブをあげていくことも重要です。

お話をお聞きした多くの方々が、「こんなに早く(水が)あがってくると思わなかった」と、線状降水帯の急激かつ短期間の大雨についておっしゃっていましたので、今後の啓発や情報提供、予測にも活かしていかねばなりません。

いずれにしましても、早期の復旧、今後の備えに全力で取り組んでまいります。

夕方は、火曜日に町長選告示を迎える、中村忠彦度会町長の事務所にお邪魔し、後援会の皆様にご挨拶。まだまだやるべきこと、やりたいことのある中村町長。2期目に向けて頑張っていただきたいと思います。

5日、経済財政・金融のエキスパートである越智隆雄衆議院議員のフォーラムに登壇させていただきました

5日、朝一は、尊敬する派閥の先輩で、経済財政・金融のエキスパートである越智隆雄衆議院議員のフォーラムに登壇させていただきました。メインスピーカーはこれまた尊敬する先輩である小林史明衆議院議員。私の政務官としての担務である「新しい資本主義」についてパネル。会場からの質問も高度なものが多く、素晴らしいコミュニティが形成されていることに感銘を受け、大変勉強になりました。

昼は、衆議院議長公邸で行われた「2023全米さくらの女王歓迎会」。1912年に日米友好のため、日本からワシントンD.Cに3,000本の桜が贈られ、現在、ポトマック河畔で「全米さくら祭り」が開催されています。1912年に桜をアメリカに贈った際の東京市長が尾崎咢堂翁で、尾崎咢堂翁は伊勢を選挙区として政治活動をしていました。その咢堂精神を後世につなげようと活動している「咢堂香風会」の皆様とのご縁もあり、私が知事時代も全米さくらの女王が三重県庁を訪問していただいていました。

日中は、岸田総理に、部品が約2~3万点あり、国内産業の起爆剤になりうる浮体式洋上風力等を推進する議員連盟で提言。本議連は岸田総理も発起人のお一人ですので、政府としてもしっかり支援していくという心強いお言葉をいただきました。

また、バイオサイエンス推進議員連盟で西村経産大臣に提言。創薬ベンチャー支援、バイオモノづくり、創薬人材の育成などについて要望。西村大臣は本議連の会長代行をしていただいていましたので、大変お詳しく、力強いお言葉を賜りました。

6日、党デジタル社会推進本部web3.0PTに出席後、岸田総理出席のもとでの「デジタル社会推進会議」

6日、朝一は、党デジタル社会推進本部web3.0PTに出席後、岸田総理出席のもとでの「デジタル社会推進会議」。マイナンバーの機能充実・安全性確保、地方自治体や準公共分野のDX化推進、政府調達にスタートアップが参加しやすいようにするためのデジタルマーケットプレイスなどが盛り込まれた重点計画を決定。

昼は、国際競争力ある農業人材の育成に向けた議連総会。農業人材の海外研修などを拡充していくための予算確保に向けた決議。

その後、党災害対策特別委員会に出席し、今回の線状降水帯と台風2号の被害状況に関する報告を関係省庁から聴取。鳥羽市の24時間雨量は全国で3番目に多かったことも判明し、改めて伊勢市・鳥羽市の現場でお聞きしてきた意見をお伝えすべく参加。次の公務のために発言がどうしても間に合わなかったので、山本さちこ参議院議員に託して、しっかり発言してもらいました。

そのまま、官邸での「新しい資本主義実現会議」。労働移動の円滑化・リスキリング・構造的賃上げなどを進める指針や、スタートアップ5か年計画のバージョンアップする内容など、グランドデザイン及び実行計画を決定。

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