Activity
活動報告2023.08.02
2日、玉城町を中心に、度会町・伊勢市を含め地元活動。村林県議もご一緒いただく。JA、ものづくり企業、児童発達支援・放課後等デイサービスのほか、多くの介護施設にお邪魔しました。ランチは、玉城町の「ポレポレカフェ」で人生初のガレット(フランス発祥のそば粉のクレープ)。玉城豚と卵を入れて、優しいけれど、しっかりした味付け。美味しかった。
JA伊勢では、輸入に頼る夏場のイチゴ需要への対応やイチゴ生産者の所得向上に向けて、夏・秋に生産・収穫する「夏秋いちご」を開発中で、試食させていただきました!通常の冬のイチゴより小振りで酸味が強いですが、クリームの甘さとぴったり。デザート系の需要にマッチすると思います。また、JAでは、現在の肥料高騰対策について、厳しいご意見もいただき、更なる改善や対策が必要です。他方、飼料高騰対策は一定のご評価をいただきました。長引くウクライナ情勢の影響も踏まえ、今後の農業関連の資材等高騰対策にしっかり取り組んでまいります。
介護施設では、特養、グループホーム、老健、デイサービス等の様々な類型の施設からお話を伺いましたが、人材確保、処遇改善、電気代高騰対策、資格取得支援など様々な課題をお聞きしました。
スタッフの介護福祉士資格取得を支援するための助成金の補助率が下がってしまったことの指摘もあり、資格取得は、ご本人のモチベーションアップのみならず、利用者へのサービスの質の向上、資格取得者の人数が増えることで施設への報酬も増加することから経営も安定する、など多くの利点があることから、介護人材確保のためにも財政支援の強化が必要です。
また、デイサービスの送迎費用は基本報酬に含まれてしまい、送迎費用を別途確保ができないため、施設から遠方にある山間地の高齢者をデイサービスで受け入れることを控えたりする可能性があり、公平なサービス提供の観点から送迎費用のあり方についても御指摘をいただきました。
365日24時間のサービス提供であることから、電気代の経営への影響が大きく、今後も電気代高騰が一定続く場合、このようなソーシャルワークや公益性の高い職種における電気代支援のあり方を検討すべき等のご意見もいただきました。
その他、人材紹介業のあり方も含め、たくさんの重要なお声をいただきましたので、しっかりカタチにできるよう努力していきます。
児童発達支援・放課後等デイサービスでは、元気いっぱいの子どもたちと触れ、とても楽しかったです!需要が増加する中での、スタッフの確保、スタッフによるサービスの質の担保、教育・福祉・サービスの3つの側面がある施設ということを踏まえた行政の支援のあり方、他市町の児童生徒の増加への対応、など貴重なご意見をいただきました。
モノづくり企業では、原材料費等の価格転嫁は一定程度進む一方、電気代高騰、人材確保のための「年収の壁」の抜本改善、最低賃金上昇に伴う企業負担、電気自動車シフトにおける事業転換、などのご意見をいただきました。
一部写真にある紫っぽい椅子は、テレビ番組でも紹介された「アメジスト椅子」!訪問した企業様にありましたのでちょっと体験。長い時間は座りにくいですが(笑)、ごりやくが何かあるかも。