Activity
活動報告2023.09.04
熊野市甫母町で、熊野市観光協会主催の定置網体験を視察。ちょうど息子が夏休みの自由研究で漁業をテーマにやっているとのことで実体験もさせていただきました。再延期となった熊野市大花火を翌日に控える中、中平会長、谷川県議、井本副会頭にも駆けつけていただきました。結果、サバが獲れました。網を引き揚げる作業の醍醐味と大変さ、収穫ゼロもあれば大漁もあるという漁業の特性、資源にとって「優しい漁業」であることの必要性など多くを学べるメニューでした。獲った魚を自ら三枚おろしにし、真空パックまでの一連の作業を体験できます。息子も意外と、包丁さばきが上手で、とても達成感を感じていました。体験にお付き合いいただいたのは、ゲイトの皆様と中学生漁師。懇切丁寧に、楽しく体験をさせていただきました!
甫母町に事務所があるマルハニチロの熊野養魚様にもお邪魔をし、先日の台風7号の影響、最近の魚消費、処理水放出のご意見等をお聞きしました。
27日夜は、伊勢地区歯科医師会の納涼会にお邪魔しました。今年度の「骨太の方針」に、国民皆歯科健診や医科歯科連携等について例年より多く盛り込めたご報告などをさせていただきました。先生方からは、マイナカードと保険証の一体化に関する実務上の課題、人件費・資材費の高騰に対する支援、児童生徒に対するフッ化物洗口など、多くのご意見を賜りました。
28日、担当政務官として、金融庁の来年度予算等の要求に関する説明のため、自民党財務金融部会に出席。事業者支援の推進、サイバーセキュリティの強化、経済安全保障の推進、暗号資産に関する税制要望などについてご説明し、ご了承をいただきました。
その後、官邸での月例経済報告関係閣僚会議に出席。実質GDPが561兆円と過去最高となる一方、就業調整を行っているパート労働者が55%にのぼり「年収の壁」に対する制度改善の必要性、価格転嫁が進んでいる中小企業では設備投資が進んでいる実態、デジタル関連のサービス収支の赤字が拡大していること、アメリカは物価上昇率を賃金上昇率が上回っている現状、なども。
ガソリンはじめ燃料価格の高騰もありますから、今後しっかりと経済対策を行っていかねばなりません。
写真の1つは、先日、「キン肉マンショップ」に偶然立ち寄り、購入したナノブロックで蓋を開けたら「ロビンマスク」でした。キン肉マンは小学生時代に大流行でめちゃくちゃ懐かしく思いましたし、特にロビンマスクは初期に好きだったので、当たって嬉しかったです。
29日、党政調全体会議において燃料油価格高騰に対する党としての緊急提言案を議論。7月から産油国が自主減産したことなどに伴い、過去最高を記録した2008年8月を今週にも超える可能性があることから、特に車社会である地方を中心に、家計や企業活動の苦しい状況を鑑み、現在行っている補助金による激変緩和措置を継続する内容の提言。電気・ガス代も含めた議論がなされ、最終的な提言の取り扱いを萩生田政調会長に一任。本日30日にも政府に対して申し入れが行われる見込みです。
政府としては、これを受け、総理から然るべきタイミングでご説明があると思われますし、私自身も経済対策を所管する担当政務官ですので、燃料油対策や電気・ガス代対策も含め、今後の対策の検討にしっかり取り組んでいきたいと思います。
担当政務官として、後藤大臣とともに、日本学術会議のあり方に関する有識者会議に出席。
朝は、国防部会、経済産業部会に参加。8月末が提出期限である来年度予算の概算要求等に向けた状況の説明を受けました。国防部会では同期の高見政務官、経済産業部会では同期の石原正敬議員も写真に。
日中、厚労省から出向されている吉田大分県副知事がお越しいただきました。吉田さんは、三重県にも出向経験があり、これまでとてもお世話になっています。吉田さんがお仕えする2人の知事はいずれも経産省出身で私の先輩であることや、私の同志でもある長野別府市長の頑張りなど、様々な楽しい話をさせていただきました。
30日、明和町・伊勢市にて地元活動。朝一は、児童生徒に夢をでっかくもって、明和町からプロを目指せるような機会をつくっていこうという企画の第1弾である野球。開会式にお邪魔しました。伊勢市出身の元ソフトバンクの江川智晃選手や、昨年引退したばかりの中日ドラゴンズの平田良介選手らを招いての野球教室。子供も大人もみんな笑顔で最高でした。ランチは、「旨家どんぐり」の「わらじとんかつ定食」の味噌ソース。めちゃくちゃとにかく柔らかい一志ポークのトンカツが最高でした。
伊勢市では、「伊勢ブランド」認定の事業所を中心に訪問。みなさん、本当にすごかった。
コロナも乗り越え、男性客も多く、入浴剤や和紅茶などの商品開発もしながら差別化をはかるリラクゼーションスタジオ。
50年前に稲作転換からの田んぼを活用して始めた陸上養鰻では、当初より5倍の規模になる一方、稚魚の高騰が続くことから、現在進む完全養殖の早期実現を期待されていました。
こだわりのトマトとメロンの農家は、農業者でありながら、商工会で研修し、販路開拓や営業を実現しておられました。
過去の大雪で大打撃を受けたところから再生し、県下で最初に自動パック機を入れ生産性向上をはかり、昔は小俣町に100軒あったイチゴ農家があったが、今はなくなってしまい、地元の皆さんの「イチゴを買える場所を」という声に応えて、抗酸化力仁保日の「完熟元気いちご」を展開する農家。産地パワーアップ事業などを活用してくれていますが、人材確保・定着の課題も提起してくれました。
「伊勢うどん」にも使われる「伊勢たまり醤油」を使った「伊勢甘タレからあげ」で伊勢ブランドをリードする企業。
また、クレーン会社にお邪魔したところ、クレーン業界における「2024年問題」についても切実なお話を伺いました。厳しい環境ながら、いきいきと挑戦を続ける皆様に勇気づけられました。
その後は、約600名の全国のカンキツ生産農家が集まる「全国かんきつ研究大会」に来賓として参加。山本さちこ参議院議員と一緒に。大会自体がコロナで4年ぶり、三重県での開催は平成11年以来の24年ぶり。三重県が誇る超極早生品種の「みえの一番星」(私が知事時代に命名しました!)やタイへの輸出振興など、優良事例の横展開や切磋琢磨で有意義な大会となることを祈念する挨拶を行いました。