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活動報告2023.12.23
23日、上皇陛下の卒寿のお誕生日を迎えられ、心からのお祝いとお健やかなお姿をこれからも国民にお見せいただけることを心から願いました。志摩市・鳥羽市・伊勢市での地元活動。
志摩市では、今月上旬にカタボシイワシの死骸が大量漂着した波切漁港に山本・中嶋両県議とともに伺い、橋爪市長・漁協・県等の関係者と今後の対策について意見交換。
既に地元の漁業者の皆さんの多大なご尽力により撤去は済んでいる状態ではありますが、漁港機能の早期復活が喫緊の課題です。海中に沈んでいる死骸の影響等により、海水を吸い上げて漁港の市場の水槽で利用をするのですが、それができない状態に。海上保安庁にも協議して、海水をくみ出し放出し、新たな海水を呼び込む循環をつくる方策を早急に講じるべく、予算面も含め意見交換しました。
また、橋爪市長からは、温暖化により生息域が北上してきたカタボシイワシも含め、未利用魚の活用策についても今後検討し、漁業の高付加価値化に向けて積極的に取り組んでいくご発言もありました。
本来であれば稼ぎ時のシーズンですので、漁港機能を早期に復活し、漁業者の皆様の経営安定、地域経済の維持のためしっかり取り組んでまいります。
志摩市神明で、JAや地域の皆様が主催する「しんめ市」にもお邪魔しました。橋爪市長と「磯部みかん」をいただきました。めちゃくちゃ甘く、皮が薄く、おススメ。
大王ギャラリーで行われていた映画「親のお金は誰のもの」の展示会にもお邪魔しました。ロケで使われた貴重な小道具などが満載で必見です。
鳥羽市では、南鳥羽を中心に、野村県議や河村議長はじめ市議の皆様と町内会や漁協の皆様に年末のご挨拶。寒い中、たくさんの皆様にお集まりいただき、激励をいただきました。感謝感謝でいっぱいです。
漁業中心の地域ですから、磯焼け、ブダイなどによる海藻の食害、道路整備、人口減少対策、農業用水確保など地域の課題についても御意見いただきました。石鏡では海女の大野さんから、海の中の厳しい現状を写真を使ってご説明いただきました。
また、浦村のカキ養殖業の方からも、今期のへい死の状況等についてもお伺いしました。海水温上昇、プランクトンの減少など海洋環境の変化との戦いの厳しさもありますが、この地域の基幹産業で名産でもありますから、経営安定に向けて支援を進めていかねばなりません。カキ小屋でも試食(笑)。
ランチは相差の「カフェ千」で「うにめしランチ」!おしゃれな上、めちゃめちゃ美味しかったです!ヤマトタチバナを使った「とばこしょう」が刺身ととてもマッチ。
夜は、写真がありませんが、伊勢市内で、宇治地区の奉曳団結団式の前にご挨拶させていただきました。10年後の神宮式年遷宮の一連の行事である「お木曳」が令和8年・9年に行われるため、その準備が本格化します。伝統をつなぐ大切な行事です。