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活動報告2023.12.28
28日、熊野市・御浜町・紀宝町で地元活動。熊野市では、榎本熊野商工会議所会頭・大西副市長から、先日発生した奈良県下北山村の三重県境に近い箇所での土砂崩れに関し、この国道169号は、熊野市等から大阪市心斎橋へ食材を搬送する重要ルートであり、今回命に関わる重大な事故につながったことを踏まえ、以前から指摘のある危険個所も含めた抜本対策と、現在通行止めになっている箇所の早期復旧の要望を受けました。
大阪に商品を運ぶにあたり、現在相当な迂回が必要となっており、ドライバー不足や燃料費高騰の観点も踏まえ、早期復旧と抜本対策の要望をいただきました。命を守るため、なりわいを守るため、関係機関としっかり検討していきます。
紀宝町での西田町長や町議会の皆様との面談では、来年秋に開通予定の新宮紀宝道路について、熊野川をわたるこの大橋が地域の悲願であったこと、旧大橋は昭和10年にできたものであり町にとっても100年ぶりの歴史的事業であること、など今後の取組を議論しました。その他、漁協、企業、商工会等を訪問。
御浜町でも大畑町長や町議会の皆様と意見交換。柑橘産業が今年は単価が良かったことと、来年の柑橘業への新規就農希望者が10名に達し、町役場が予定した枠がすぐにいっぱいになったことなどもお伺いしました。七里御浜ツーリストインフォメーションセンターでは、インバウンド増加率が、全国の基礎自治体の中で11位となったという報道もあったことや、多様な観光客が増えているお話を伺いました。
建設事業者の皆様との懇談では、事業量減少への危機感、建設業の働き方改革を踏まえた発注者における適切な工期設定の必要性など、切実なご意見を多数いただきました。しっかり取り組んでいきたいと思います。