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活動報告2024.02.06
6日、午前中は衆議院予算委員会に出席。午後は、事務局次長を務める党農林水産物輸出促進委員会に出席。昨年1年間の農林水産物と食品の輸出額が、前年2.9%増加の1兆4547億円となり、過去最高を更新したことが農林水産省から報告がありました。全体的には円安も追い風になりつつ、上半期はコロナ後の世界的な外食需要の回復で大幅増となりましたが、下半期はALPS処理水に対する中国の科学的根拠のない輸入制限により中国向けが減少しましたが、年間トータルでは増加となりました。
特に増加した品目は、4年ぶりに国際見本市が開催された香港向けの真珠、アメリカ向けの緑茶など。両品目とも私の地元の特産なので、関係者の皆様と今後の戦略など話し合って、チャンスをつかんでいきたいと思います。政府は2025年までに輸出額を2兆円に増やす目標を掲げていますので、その実現に向けて、しっかり取り組んでいきたいと思います。
その後、党のスタートアップ政策に関する役員会に出席。春から夏に作成する党提言に向けて、現状のフォローアップなど。
続いて、知的財産調査会デジタルコンテンツ戦略小委員会に出席。現在、G20で日本とアメリカだけが留保している、つまり導入していない、レストランや商業施設などの公の施設における音楽等を流したりした際の報酬請求権等について議論。レコード演奏・伝達権と言います。
これまでなら、レコードやCDを購入して流していたので、レコード等を購入したことで演奏者に報酬がいく形になっていましたが、現在ストリーミングなどを活用して施設内で流した場合、演奏者に報酬が支払われていないケースが出てしまい、特に国内音楽もさることながら、他国の音楽を流した場合に不公平を生じる可能性があります。日本の音楽家に対しても不公平が生じてしまう可能性があります。
他方、どうやって徴収するのかなどの課題もあるので、今後政府の議論を注視しつつ、党としてもしっかり議論していく必要があります。