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活動報告2024.06.17
17日、小泉法務大臣に意見書を提出される犯罪被害者ご遺族に同行させていただきました。意見書を提出されたのは、2013年三重県朝日町で起こった少年による暴行事件で娘さんが亡くなられた寺輪悟さんです。今回は、加害者の仮釈放の決定にあたり被害者として意見を述べたにも関わらず、その意見がどう扱われ、仮釈放決定に至ったのかが不明であることや、仮釈放決定後の加害者の居住地が被害者遺族の近隣に設定されること、などに関する改善を求める意見書です。
小泉大臣からは、被害者に寄り添った制度運用に向けて思いをおっしゃっていただきました。今後着実に改善を進めるため、私もしっかり取り組んでまいります。
寺輪さんからは、知事時代、ご自身もお辛い状況であるにも関わらず、自分と同じような悲しみや辛さを犯罪被害者やその家族がなるべく受けないよう支援の充実をと求めていただき、お手紙を頂戴したり、面会させていただきました。寺輪さんの思いを踏まえ、県として犯罪被害者等支援条例を制定し、当時都道府県では初めての遺族見舞金を創設しました。
今回同席させていただいたことを改めて重く受け止め、犯罪被害者等支援施策にしっかり取り組んでまいります。
午後は、「骨太の方針」の最終調整に向けて党内の全体会議。今回は事務局長等をつとめる会議体の提言等が多く盛り込まれましたので、今後の予算編成や制度改正に確実につなげていきたいと思います。