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活動報告2024.02.27
27日、感慨深い瞬間がありました。衆議院予算委員会の経済産業省に関する分科会で質問に立った際のこと。実は、現在の斎藤健経済産業大臣は、僕を経済産業省(当時通商産業省)に採用してくれた方なのです。自分の社会人スタートの際の採用責任者と、お互い全力で仕事をして学んだ古巣の場で、国会論戦をさせていただくという機会を得まして、大変感慨深い思いでした。
今年は中小企業基本法改正から25年の節目を迎えます。改正時、僕は省庁全体の法案の統括をする部署にいて、斎藤大臣は当時の深谷通産大臣の秘書官をされていました。折しも、前年に、貸し渋り・貸しはがしなど、中小企業にとって極めて厳しい環境があった中、「中小企業国会」と言われるほどに、国会全体で中小企業政策を議論した時でした。そこから25年。リーマンショック、コロナ、物価高、大規模災害など危機対応もありながら、人口減少や人手不足などの構造的変化もある中で、これまでの中小企業政策の総括と今後の中小企業政策のあり方について質問をさせていただきました。斎藤大臣からも過分なお言葉を賜り、良い議論をさせていただきました。
その他、中小企業のサイバーセキュリティ対策、国家安保戦略に記載したサイバー安全保障に関する法案整備の作業加速、原発のサプライチェーン・人材の維持、次世代太陽電池のゲームチェンジャーとなりうるペロブスカイトの産業化に向けた今後の戦略等について質問しました。
この日は、1日に2回質問に立つという日で、文部科学省に関する法案の質疑もさせていただきました。教育DXをテーマに質問し、子供達の可能性を切り拓くために挑戦的・野心的に進めていくという観点と、自治体間格差や学校間格差が起こらないようにするためにも子供達のためにきめ細かに対応していく観点について、質問させていただきました。私の高校の先輩であり、奥様が三重県出身(故・田村元衆議院議長の御令嬢)で日頃大変お世話になっている盛山文科大臣にも答弁をいただきました。併せて、地域移行が進められようとしている部活動について、今後のあり方についても質問させていただきました。
その他、事務局次長に就任した自民党観光産業振興議員連盟の役員顔合わせをはじめ、打ち合わせや省庁からの説明などが続く一日でした。