Activity

活動報告

2024年7月3日

2024.07.03

3日、多気町と度会町で地元活動。昼過ぎには、先日法面崩落があり、一時全面通行止めとなった通称「サニーロード」(県道玉城南勢線)の災害現場視察。地元業者の皆様のご尽力のおかげで早期に通行止めが解除され、現在は片側通行。周辺地域の重要な生活道路であり、また緊急時の医療施設等への重要な「命の道」です。一日も早い復旧を強く要請するとともに、そもそも老朽化していることに加え、クラック(割れ目・裂け目)も見られる法面もあることから、沿線の法面状態の総点検も要請。今回の崩落が土曜日深夜であったため、幸いにも人的被害はありませんでしたが、この道路は平日朝・夕は通勤の方で渋滞する路線。そのような時間帯に崩落が起こって人的被害が起きてからでは遅いことから、総点検を要請。

併せて、通行される皆様から要望の多い伐木も要請。木が伸びていることにより視認性が下がるのみならず、大型車両が木を避けてセンターラインを反対車線にはみ出て走行せざるを得ないケースもあることから安全性という観点でも問題があります。これらの国も含めた財源確保について私もしっかり汗をかいていきたいと思います。 

また、国全体の制度にかかわりますが、橋梁等と違い、法面は法定点検の制度がないので、災害時に壊れたら元に戻す、という方式が常態化しています。今後の点検制度の在り方も検討が必要です。併せて、財政支援の在り方についても、災害復旧の方が、事前防災・維持管理より有利な制度となっているケースもあることから、それなら事前に実施するインセンティブが働かず、災害復旧でやればいいというようなモラルハザードを起こしかねませんので、これらも検討が必要です。

多気町では、先日オープンした「ごかつら池どうぶつパーク」を視察。平日の暑い日でしたが子供連れの方々がたくさんいらっしゃっていました。アルパカや三重県でここしかいない唯一の有袋類であるベネットワラビーなどの新しい仲間たちのみならず、展示やスペースも魅力的です。ランチは、ごかつら池ふるさと村のマルシェグランマキッチンで、地元多気町の伊勢芋を使ったピザ。ふわふわで超絶品。

度会町では、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルドトーナメント三重県予選大会で優勝し、来月全国大会に臨む「度会ビースト」の中村町長への優勝報告・激励会に立ち会いさせていただきました。

また、ステンレス製品製造を行う有限会社大河内では、以前もご紹介したステンレスによる壮大かつ精巧な松の完成作品など、ステンレス製品を身近に感じてもらうためのショールームにお邪魔しました。なんと松の葉だけで12万本。日本文化と日本の匠の技術を紹介する観点でインバウンドなどで活用できないか考えたいと思います。

その他、両町では、JA、電源・周辺機器の開発・製造を行う企業、医薬品、介護施設、森林組合、和菓子屋、ディーラー、ギフトショップ、美容室、LPガス販売、喫茶店、鰻屋、板金、建設、衣料品製造、商工会、清掃業、ケーキ屋など20か所以上の多くの企業・団体・店舗の皆様にご挨拶と有意義な意見交換をさせていただきました。

夜は、伊勢商工会議所の「すずかぜ懇親会」に出席させていただきました。

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