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活動報告2023.05.01
1日、政務官公務でフランス出張へ。今回の主な目的は、以下の2つ。
① 現在のマクロン大統領が、担当大臣を務めていた時以来、フランスはスタートアップ政策に国を挙げて取り組み、成果をあげていることから、我が国のスタートアップ政策の更なる進化のため、大臣などフランス政府、拠点、大学、金融機関等の関係者との対話を行います。日本から先進的取組をしている15社のスタートアップ経営者も同行していただいているので、より実感値の伴った、現場感覚に沿った機会としたいと思います。この部分は、お世話になっている西村康稔経産大臣と多くをご一緒させていただきます。
② グローバルな社会課題解決と持続的な成長の両立を図るため、外部効果の高い分野を中心に政府がサプライサイドに働きかけ投資を官民挙げて進めていくことの重要性が世界的な潮流となりつつある中、この議論は岸田政権が掲げる「新しい資本主義」と大いに共通しています。今年日本が議長国であるG7をはじめとした今後の国際会議で、我が国が議論を主導し、その重要性の認識と国際連携の必要性を確認するタイミングであることから、今後の重要な役割を果たすOECDの幹部との対話を行うとともに、直近の日本の経済政策の現状についても説明します。
今日はメーデーでパリは休日。でしたが、JETROパリの武田所長と坂本次長、NEDO欧州の今里所長から、フランスの政治・経済、エネルギー政策、日本酒輸出等の現状についてレクチャーをしていただきました。
坂本次長は、僕が経産省(当時通産省)に入省以来よくお世話になった先輩ですし、今里所長は彼が経産省に入省した時の直属の上司が僕でした。旧知の信頼できる仲間から、こういう立場で説明してもらえて、感慨深いですし、原点や初心の大切さを改めて実感。
夕食意見交換会を終え、ホテルに徒歩で戻る際に凱旋門前でお世話になった大使館・OECD・NEDOに各省庁から出向している皆様と。