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活動報告

5月20日、台湾の新総統・副総統就任式に参列しました

2024.05.20

20日、台湾の新総統・副総統就任式に、超党派日華議員懇談会役員の1人として参列させていただきました。安倍元総理の昭恵夫人も宣誓式からご出席されていました。頼清徳総統、蕭美琴副総統の新たなリーダーの船出。頼総統の就任演説、大変情熱的で力強いもので大いに感銘を受けました。

中国との関係に関する言及が国内の報道では多かったですが、その点についても、前政権の現状維持路線を維持しつつ、国を守る決意を毅然と示されました。

一方、個人的に強く印象を受けたのは、台湾の平和・安定が世界の安定・繁栄につながること、半導体・AIをはじめとした台湾経済の可能性が無限であることを踏まえた政策の展開、台湾が民主世界のMVPとなることを目指す、インド太平洋における位置づけなど、「台湾と世界」「台湾から世界」という目線を重要視する部分が大半を占めていたことです。頼総統・蕭副総統という新たなリーダーが導く新たな台湾の姿が楽しみになりましたし、これからも日台関係の強化に向けて尽力していこうと意を強くしました。

総統・副総統との面会及び昼食会において、頼総統とは以前から面識があることから、「My friend」と声をかけてくださり、蕭副総統は神戸生まれでいらっしゃることから、その話に触れたところ、私が通っていた中学・高校と副総統が生まれた病院が近いことなどフランクにお話をさせていただきました。今回日本の外務大臣にあたる外交部長に就任した林佳龍氏は、台中市長でいらっしゃったときに三重県知事として訪問し、協定締結したことから、その時の思い出も話しました。

就任式には各国から、写真の米国のポンペイオ元国務長官はじめ、世界各国から多くの方がご参加されていました。

就任式とは別に、台湾南部の嘉義県選出の立法委員(日本の国会議員)であり、東京大学に留学経験のある、陳冠廷さんと意見交換をさせていただきました。同僚の岸信千代衆議院議員と一緒に。若手議員間の交流の促進、人権侵害への毅然とした対応、サイバーセキュリティ対策など幅広くご知見をお持ちで、大変有意義で今後も連携していきたいと思います。

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